土壁の家は調湿効果が高い、ということは聞かれたことがある方もいらっしゃると思います。

 

どれくらい高いのか。

 

3年前の5月末ごろ。

息子を保育園に送る日常と変わらない朝。

その日は曇りで気温は低め。

布団から起きて過ごしやすい、むしろ少し肌寒い、と感じ子供に長袖を着せました。

保育園に到着してすぐに、建物内の体感湿度が家と全く違うことに気が付きました。

そしてすでに登園している子供たちは、全員半袖。

これでは一時間以内に汗だくだ、ということで、即時着替え用の半袖に着替えさせました。

 

日常で他の方と体感気温湿度などで相違を感じたことのなかった私は、

これは本当にびっくりしました。

家の効果だな~と改めて土壁に感謝したのでした。

土壁の暮らしの効果は、目に優しく、柔らかいテクスチャで落ち着きを運んでくれます。

夏は吸湿して室内の環境を整え、

冬は蓄熱して室内のひんやり感を和らげてくれます。

(蓄熱は夏ももちろんするので窓を開けて室内の風通しを良くします)

 

土壁の構造の効果は実験検証されていて、両面塗で厚み70㎜以上で壁倍率1.5が取れます。(昭和56年建設省告示1100号

耐力壁としても効果のある土壁。

また、木組み(構造金物を使わず「刻み」による組み方)の場合は地震など建物が大きな荷重を受けたときに、

土壁がその荷重を受けて壊れることにより地震の荷重を逃がします。

壊れて崩れた土壁は集めて水を加えて泥にして、再度壁塗り出来ます。

 

こんな良いことづくめの土壁。

デメリットは

・画びょうを指しても効かない。

・子供が落書したら落とせない。

 

こんなところでしょうか。

少しの削れなどは、水で周囲までふやかし指で撫でて周囲と馴染ませると直ります。

 

日本の気候にストレスのない家が出来上がります。