nonaブログ

建築は地域に残る。

2016年10月15日
家づくり

こんにちは。
久々の更新です。

設計を進めていた岡崎の家が、ようやく工事着手となりました。

建築主さんから家の設計の依頼をいただき、プランニングから模型・基本設計、そして実施設計に取り掛かかろうとした矢先、、

訳あって他の土地に家を建てることになり、再プランニングw

建築主ご家族の暮らし方や未来の家への想いなどは、十分咀嚼していたので、
新しい土地での基本設計はスムーズにいき、実施設計もお任せしていただき順調に進みましたが、

なんせ二件分の設計時間。

通常の手刻みでない木造軸組み工法ですと、目安として、半年設計半年工事、で一年程度でお引渡しですが、
今回は、設計だけで一年半。

設計士からすると、それぐらい長いお付き合いになるお施主さんもいらっしゃるのでそんなにびっくりするほどの設計期間ではないのですが、
建築主さんからすると、周りの方々が自分たちより遅く家づくりをスタートしたのに、どんどん追い抜かれていく・・・ということもあり、ハウスメーカーでも設計から竣工まで1年かけない場合も多いようで、

いろいろあって仕方がないけれど、、、長かった

という印象の強い解体工事だったようです。

 

 

大きな倉庫が解体されて、敷地の四隅が一目できるようになり、

いよいよ始まる

と、建築主ご家族も設計士も建築を楽しみにしています。

そして、実は。

近所の方々もとても気になるご様子。
長年そこに佇んでいた倉庫が解体に着手されたときは、
お施主さんへのご近所(なんと町外からも)からの反響がすごかったそうです。

地域への建築の影響というのはすごいエネルギーとなり得ることを、お施主さんとのたわいもないおしゃべりからひしひしと感じました。

建築は地域に残るもの。

きっと建築中も近所の方が散歩がてら覗きに来ると思われます(お施主様談w)

地域に愛される建築になりますように。