nonaブログ

文化の考え方

家づくり

先日、木の家スクールの講座に参加しました。

 

京都建築専門学校校長の佐野春仁先生が来られ、深く問いかける講義を受けました。

 

今の住宅の様式ができた経緯や、文化の積み重ねの考え方など。

こういったところから、今後目指すべき方向性や今の子供たちへの教育の在り方。

伝統構法に精通している先生ですが、その伝統構法という分野を通して、

自分育てと子育てを教えてもらったようなそんな気がしました。

 

ゲルマン人の「歴史」とラテン人の「歴史」は違うのだそうです。

ゲルマン人の「歴史」geschiciteは、層という単語から派生している。

ラテン人の「歴史」historyは、過去の事実という意味から派生している。

 

事実を並べた歴史と、層を重ねた歴史。

 

どちらの「歴史」に、温度があり大切にしたいと思うか。

 

間違いなく層を重ねた歴史で覚えたほうが、私の歴史の成績は高かっただろうな、と教育機関をひそかに恨みましたw。

 

写真は、今朝の息子作「二人乗りバイク」