nonaブログ

暮らしの土台をつくる

2021年6月21日
家の考え方、建築材料、環境、社会経済

家の建築は、暮らしの土台を作ることだとずっと思っている。

人の暮らしは、旧石器時代までさかのぼれるのかな。

そこから2021年までずーーーーーと続いていて、

これからも続いてほしいと願っている。

そんな暮らしの土台作り。

これまでは、何を作るか、が考えられていたけれど。

今とこれからは、どんなものを作るか、ではなく、

どう作るか。

これが大事だし、現在では必須の考えだと思う。

どう作るか。

そして暮らす人やその町の人に何を伝えるか。

そこが作り手の心をこめるところなのではないかと思う。

独立してからこれまで、どう作るか、をずーーっともやもや考えていた。

そんな自分は、他者にどう伝えたら自分の考えていることが伝わるか、わかっていなかった。

ここ最近、そこに光が当たりだして突然いろいろ見えてきた。

そして今日は、使用後の解体される建築材料の行方を教えてもらったりした。

どう作るか。

どう使われるか。

どう壊すか。

どう再利用するか。

このストーリーを描いた建築を作っていく。

写真は全然関係ないけれど、

先日誘われてふらりと行った、渥美半島のオーガニックラベンダー園でいただいたラベンダー達。

きれいな緑の茎と紫の花と、この香。

ここのオーナーさんに、

ラベンダー畑にベンチがあったら良いなぁ、とつぶやいたら、

早速近隣の山から材料を調達に行く、と☺

こうやってお喋りするなかで、

近隣の山の材料を仕入れるのに誰かいないかな、と考えてくださることが、

本当に嬉しいのです^^

ベンチ、楽しみにしていますヨ~!