こんにちは。
セルフビルドの小屋づくり。
お施主さん、頑張っています!
基礎工事がとにかく大変で,
ヒーヒーおっしゃっていましたが、
手持ちの道具も少ない中で、かなりの精度が出ていました。
たまに、当初はここまで求めていなかったのに・・
とぶつぶつおっしゃりながら笑、
建築を楽しんでいらっしゃる様子^^
素敵ですよね!
味わい深い建築があともう少しで完成です。
お施主さんの当初のイメージは、
【子供たちの小さな秘密基地】
だったのですが
お父さんの畑が隣に合ったり、梅の木が枝を広げていたり、と
すでに彩のある敷地だったので、
デッキをつくってそこでブランコで遊べたりしたら楽しそうだ、などと、
私の中でイメージが広がり、
こんなボリュームになってしまいました。
セルフビルドのサポートの内容は、作り手の条件によってさまざま変わります。
もっと大きな建築であれば、確認申請を必要とする場合も出てきますので、
作り手が全て段取りする方ですと、その申請作業だけお手伝いするというところから、
今回のように、
プランから一緒に考え、材料の選定や調達先から道具の使い訳、作業手順まで詳細にお伝えする場合まで。
場合によっては作り手が出来ない工事部分は、該当する職人さんを紹介することもあります。
いずれにしても、nonaとしては、
作り手が当初イメージした以上のものを提案し、快適に楽しみながらビルドすることを重点に、
また完成後もメンテナンスのアドバイスなど含め、ずっと伴走していきます。
今回も作り手の発想をベースに、
こんな仕掛けがあると面白いよね、と提案させていただき、
当初からボリュームが大きくなっていきました。
そして
せっかくなので、ホームセンターで材料購入ではなく、大工さんから良い材料を入れてもらい、
外部のフレームを太鼓梁で組んだり、
トタンの屋根ではちょっと軽すぎるということだったので、長板葺きにしてみたり。
栗材の外壁には真鍮釘で風合い良く仕上がる工夫も。
子供達も施工に参加しているようで、
大工さんのお仕事に興味があるというお子さんが、屋根材をしっかり留めていたようです。
そんな風に家族親戚友人みんなで楽しめることも、セルフビルドの大きなメリット。
設計者の私も、この小屋という小さな計画だからこその仕様を楽しませでいただいています。
完成まであと少し!
最後まで伴走させていただきます!