家の建築は、暮らしの土台を作ることだとずっと思っている。
人の暮らしは、旧石器時代までさかのぼれるのかな。
そこから2021年までずーーーーーと続いていて、
これからも続いてほしいと願っている。
そんな暮らしの土台作り。
これまでは、何を作るか、が考えられていたけれど。
今とこれからは、どんなものを作るか、ではなく、
どう作るか。
これが大事だし、現在では必須の考えだと思う。
どう作るか。
そして暮らす人やその町の人に何を伝えるか。
そこが作り手の心をこめるところなのではないかと思う。
独立してからこれまで、どう作るか、をずーーっともやもや考えていた。
そんな自分は、他者にどう伝えたら自分の考えていることが伝わるか、わかっていなかった。
ここ最近、そこに光が当たりだして突然いろいろ見えてきた。
そして今日は、使用後の解体される建築材料の行方を教えてもらったりした。
どう作るか。
どう使われるか。
どう壊すか。
どう再利用するか。
このストーリーを描いた建築を作っていく。
写真は全然関係ないけれど、
先日誘われてふらりと行った、渥美半島のオーガニックラベンダー園でいただいたラベンダー達。
きれいな緑の茎と紫の花と、この香。
ここのオーナーさんに、
ラベンダー畑にベンチがあったら良いなぁ、とつぶやいたら、
早速近隣の山から材料を調達に行く、と☺
こうやってお喋りするなかで、
近隣の山の材料を仕入れるのに誰かいないかな、と考えてくださることが、
本当に嬉しいのです^^
ベンチ、楽しみにしていますヨ~!