風土という言葉があります
動くものと動かないもの
風と土
人にも風の性と土の性がある
風は遠くから理想を含んでやってくるもの
土はそこにあって生命を生み出し育むもの
君、風性の人ならば、土を求めて吹く風になれ
君、土性の人ならば風を呼びこむ土になれ
土は風の軽さを嗤い、風は土の重さを蔑む
愚かなことだ
愛し合う男と女のように、風は軽く涼やかに
土は重く暖かく
和して文化を生むものを
魂を耕せばカルチャー、土を耕せばアグリカルチャー
理想を求める風性の人、現実に根をはる土性の人、集まって文化を生もうとする
ここに「風土舎」の創立を宣言する
今日、この詩を知りました。
外から来る人を風・その土地で暮らしてきた人を土、と表現している。
私は、農業にかかわらず様々な分野に当てはまる詩だと感じました。
人々は、会って
新しい発想を楽しみ、蓄積された経験を敬う
こんな様に生きれるだろうか。