nonaブログ

玉井袈裟男さんの詩

2018年7月21日
パーマカルチャー、歴史文化、環境

風土という言葉があります

動くものと動かないもの

風と土

人にも風の性と土の性がある

風は遠くから理想を含んでやってくるもの

土はそこにあって生命を生み出し育むもの

君、風性の人ならば、土を求めて吹く風になれ

君、土性の人ならば風を呼びこむ土になれ

土は風の軽さを嗤い、風は土の重さを蔑む

愚かなことだ

愛し合う男と女のように、風は軽く涼やかに

土は重く暖かく

和して文化を生むものを

魂を耕せばカルチャー、土を耕せばアグリカルチャー

理想を求める風性の人、現実に根をはる土性の人、集まって文化を生もうとする

ここに「風土舎」の創立を宣言する

 

 

今日、この詩を知りました。

外から来る人を風・その土地で暮らしてきた人を土、と表現している。

私は、農業にかかわらず様々な分野に当てはまる詩だと感じました。

 

人々は、会って

新しい発想を楽しみ、蓄積された経験を敬う

 

こんな様に生きれるだろうか。